日々是弦氣 〜面白マニアック ギター探求〜 2014年10月
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2014-10-21

LIVE報告&反省会

先日、17日の金曜日。

会社の後輩達と食事に行った話なのですが、
たまたま、その日はよく一緒に食事や飲みに行くメンバーが皆残業で遅く、
明日は土曜日で休みだし、ガッツリ焼肉でも食べるか!となったわけです。

以前のブログでも書きました、にんにくを大盛りでリリースしてくれる、
私と家人行きつけの、例の粋な店主のいる焼肉屋で。

当初は、私と家人と2人で食事のつもりが、会社の飲みメンバー2人追加で4名に。
普段は週末忙しくしているメンバーも予定がないということで、
更に2人増員の計6名で焼肉屋へ!

肉にがっつき、酒を浴びるように飲み、職場の話や、音楽の話で
おおいに盛り上がり、ふと気付いたら、あら、もう23時。

特に会社の話(愚痴)でエキサイトしたのがいけなかったのか、
勢いそのまま全員カラオケ屋へ!

普段であれば、もうそろそろ寝るかという時間帯に、
若人に混ざって、おじさん久々のカラオケ。

しかも、この時間からということは、メンバー全員、
地下鉄始発の朝6時までオールをするという意気込み。

普段は、外で酒を飲んでも終電までには必ず帰るという紳士協定を、
家人と結んでいる身故、この時間からフィーバーする(古い言い方だな)
ことはここ数年、ほとんどなかったのだが、
家人もいるし、酒に酔った勢いもあり、
よっしゃ!俺も行けるさ!やったるで!
と鼻息荒く、ビールを飲みながら、
最初の1時間は意気揚々としていたのも束の間、
AM2時辺りで、薄ら気持ち悪くなり、意識が朦朧としてくる。
AM3時辺りで歌うのに皆飽きはじめ、焼肉屋でエキサイトした
会社の話が復活するも、そのあたりから記憶がイマイチ。

見守っていた家人がのちに曰く。
もう、何喋っているか、ろれつが回らずわからなかったと。

AM4時あたりから完全に話の聞き手にまわり、
AM5時、完全に撃沈。
AM6時、終了、解散。最後の気力を振り絞り、参加メンバーに別れを告げ、
目を閉じながら、家人に手を引かれ、帰宅。
AM7時、就寝。

と、久々にハードな夜を過ごしました。

10年くらい前であれば、全く平気だったのですけどね。
帰宅前の朝6時に牛丼かラーメンを食べて帰ったくらいでしたから。
いやはや、歳を取ったものだなと、痛感しました。

さらに驚いたのが、昼過ぎに起き、アルコールを抜くために
シャワーを浴び、髪を乾かしている時に、
「あれ?こんなところに白髪あったかな?」
と、明らかに白髪が増えている、という悲しき事態が発生。

「もう、君はそんなことをする歳じゃぁないんだよ。
 次は白髪だけでは(きっと脱毛)すまないよ。危ないよ。」


と、自身の身体に言われたような気がし、
洗面台に一人真っ裸でうな垂れた、
そんな10月のとある昼下がり、皆様、如何お過ごしでしょうか?
あと1年で大台に乗るお年頃のAkiです。

気だけは若いつもりでも、こう体が正直だと。
今後、色々対策を考えなくてはいけませんね。
身体も若々しくいられる為のですよ。



さて、いつもの前置きが終わりましたので、
今回は、去る10月12日に実施しました、LIVEの報告でも。
イベント全体や対バンさんの情報は、家人のblogで紹介しておりますので、
そちらをご覧下さい。

まず、今回のLIVEは前回のLIVEと同じ過ちをくり返さないと
自ら課題を課しておりました。
その過ち及び対策ですが、

1、汗だくになる→本番前に水分取りすぎ注意。
2、ペダルの踏み間違え→底の厚いブーツを履かない。
3、最初の2曲で限界→ペース配分を考えて。
4、間違わない→練習通りにやれば、常に無心で!

その成果ですが。
1、18時50分スタートというなんとも中途半端な時間ではありましたが、
  昼食後、極力水分を取らず、食事も取らなかったので、成果アリ。
2、目立つような間違いはなかったので、これもOKでしょう!
3、ペース配分を考えていた訳ではないのですが、
  後述する「とあること」が気になり、そのおかげか、
  あまり精神的には疲労はしませんでした。
  (前回は、久々のLIVEだったので、緊張から精神的にやられた)
4、なんで本番は、普段絶対間違わないところを間違えるんだっ!
  まだまだ修行が足りん!。

全体的な反省としては、余裕を持って演奏することができませんでしたね。
自身の演奏だけに集中してしまい、「見せる/魅せる」という点では、
まだまだ課題が残ります。
こればかりは、回数をこなさないと駄目だろうと、他のバンドさんの
演奏を見て痛感しました。
やはり、場数をこなしているバンドさんは、演奏力もそうですが、
全体のパフォーマンスの雰囲気に安定感と安心感があるものです。


そして、終始気になっていた後述するといった件ですが、
リハーサルと本番で、ギターの音も中音(なかおと:ステージ内の音)が全く違うと。

リハーサルでは、まずギターアンプがヘタっていたせいか、
アンプからのギターの出音がイマイチ。低音が出ない。全体的に軽い音。

実際観客が聞く音は、そのアンプからマイキングし、PAさんが加工した
音なので、うまく調整してくれるだろうということで、あまり深追いはせず、
(実際問題、中音と外音(そとおと)では音が全然違うのですよ)
事実、リハーサルの時点では、他のパートの音もしっかり聞き取れ、
なかなか良い感じではあったので安心はしていました。

しかし、いざ本番。
ギターの音はさらにペケペケになり、
(自身の機材のセッティングは全く変えてないし、アンプの設定もリハと同じなのに)
更に他のパートの音はなかなかモニタリングできない。

「PAさん、他のバンドの設定でやっていませんか?」と思うくらいの違和感。
結局最後まで、何かがおかしいと思いながら演奏してました。
そのせいか、どうも、演奏に集中できなくて、変なミス連発。
他のメンバーもそう思ったらしく、とにかく気持ちよく演奏できませんでした。

ライブハウスで撮影してもらった映像を見ても、やはり音がおかしい。
全体的にコモリ気味。
これ、中音の音量が大きいバンドさん向けのセッティングじゃないかと。
ちなみに、当バンドは、中音は控えめなほうなので。

あと、ギターアンプ。
他の演者さんが、リハーサルの時点でかなりの大音量で音を出していたので、
それで、本番時には真空管が熱を持ち、音が更にヘタってしまったのかもしれません。
(因みにマーシャルのJCM-900)
7バンドと演者も多く、リハーサルから本番まで長丁場でしたから。

自身の演奏後に、このアンプを利用していたギタリストが、
演奏中や、MCの時に設定をいじっていたので、
リハと音が違うじゃないかと、思ったのは私だけではなかったかも。

アンプに関しては、ライブハウス出演時、
平均2回に1回はこのようなことがあるので、
(ライブハウス側の問題ではなく、こればかりは仕方がない面もある)
次回からはライブハウスのアンプに頼らず、
かといって自身のマイアンプを持っていくのも大変なので、
完全に「ライン」でギターの音を出そうかなと検討中です。
無料通話のアレじゃぁないですよ。

ギターの音を、
ギター → アンプ → マイク → PA → 外部スピーカー という流れを
ギター → アンプシミュレーター(機材) → PA → 外部スピーカー
という流れにすることです。

この、アンプシミュレーターというアンプとマイキングをシミュレートする
機材があるのですが、そのあたりの話はいずれお話したいと思ってます。
年内は恐らくLIVEもやらないでしょうし、音源作成のレコーディングを
予定しておりますので、もしかして、その時に紹介できるかもしれません。


さてさて、文章だけでも何なので、LIVEの様子を写真でちょろっと紹介します。
今回も撮影してくれたEさん、いつも写真提供ありがとう!

更なる写真や動画は、バンドのHPで紹介する予定ですが、
(やパフォーマンス)がイマイチなんで、動画は載せないかもしれません(苦笑)。

PA121896.jpg

今回は汗対策として、「本番前までに極力水分を取らない」に加え、
衣装は、熱を溜めない、風通しのよい白のシャツにしました。
アンプの上には汗ふき用のタオルもきちんと常備。
(その考え方事体が、残念ながら、もう若々しくない)

PA121889.jpg

今回のLIVE、何故か自分のシールドを頻繁に踏んでしまいました。
そんなにアクティブに動かなかったのに。

そんなこともあってか、外音を確認したり、演奏に集中する為に、
ワイヤレスシステムが欲しいと、ふと思ってしまったものです。
今回の対バンさんでも使用している人が何名かおりましたので尚更。

そんなに頻繁にLIVEをやるわけでもないのですが、
最近のは性能も上がり、安価になりましたからね。
一昔前は10万円超が当たり前の、
アマチュアにはなかなか手がでない高級機材でしたから。

うーん、でもやっぱりいらないか。

PA121921.jpg

今回は、ポジションマークが光らないタイプのギターを使用しました。
(というか、それが一般的)
勿論、7弦です。

私が持つと、一般的なギターの大きさに見えますが、
スケールが26.25インチ(666mm)と、
フェンダースケールの25.5インチ(648mm)と比べ若干長くなっており、
楽器全体の長さとしては、ミディアムスケールのベースくらいの大きさです。
(ポジションマークが光る白いギターも同様のスケール)

スケール延長は7弦の低音をしっかり出すための対策ですが、
ギター全体の音程感(ピッチ)もよくなるので、
深く歪ませた音でも、音が埋もれにくく、聞き取りやすい音を出してくれます。

チューニングはレギュラーで、7弦はLowBです。
弦のゲージは10-56ですので、若干、テンションは高めですが、
(感覚的にはレスポールに11-48あたりのゲージを張った感じ)。
もう、慣れてしまいました。
逆にテンションが緩いと、弾けない身体になってます。

PA121926.jpg

個人的には、今回撮影していただいた写真の中で、ベスト3に入る好きな写真。
単純に機材オタクだからということもありますが、
マニアックな写真故、食いつく人はとことん食いつく写真だと思います。

ボディはライトアッシュ1P(若干重め)で、セットネック。
メイプルオンエボニーのネックにピックアップはディマジオ。

自身のギターの話をしたのは初めてかもしれませんね。


今回のイベントは、演者の平均年齢も意外と高く、
しかし、若い方も含め、レベルが高いバンドばかりだったので、色々と刺激を受けました。

主催のTSPさんは圧巻でした。

昔憧れていた、XのTAIJIが最後に携わり、かつ、現在もその意思を継いでいるバンドと、
同じステージで演奏できるというのは勿論、昔から音楽雑誌でよく目にしていた、
ギターのShuさんともお会いでき、非常に有意義な一日でした。
(楽屋で一緒に写真を撮らせていただきました)

次は音源作成ですが、次回のLIVEには、今回受けた刺激、経験を
何かしら活かしたいところです。

LIVEができたら、の話ではありますが。


ということで、本日はここまで。

次回は、伸び伸びになっているサスティーンブロックの交換作業のお話でも。
お楽しみに!

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2014-10-07

ただ付ければ、いいってもんじゃぁないんだよ。

約1ヶ月ぶりの更新ですよ。
色々ありましてね、遅れに遅れてすみません。

9月はとにかく慌ただしかったんです。
上期決算期ということで、仕事が忙しかったのは勿論、
(出張の嵐で、ほとんど移動ばっかりだったような・・・)
その上、20日から23日、仙台に帰省していたものですから、
まぁ、慌ただしいったらないと。


そんな怒涛の9月が終わり、晩秋を感じる今日はもう10月の7日。
早いですねぇ。
あと一ヶ月もすれば、雪降りますよ、こっちは。

相も変わらず出張が多く、落ち着いてギターを練習する時間もないのに、
当月12日、LIVEします
忘れているかもしれませんが、私が在籍しているバンド、
Sheep Factoryのですよっ!

もう、一週間切っているけど大丈夫か?

そんな不安だらけのLIVEの情報をお知らせいたします。

「MIX UP SPECIAL ! ! 」

〔DATE〕  2014.10.12(日) Crazy Monkey
〔VENUE〕 北海道札幌市中央区南6条西4丁目 ライトビルB1
〔TIME〕  Open 17:00 / Start 17:30
〔TICKET〕 adv 2,500円 / day 3,000円 (D別500円)
〔ACT〕   TSP(東京) / MB-01 / MAVERICK / Apocalypse /
       Sheep Factory / PAPACY / GRACE GRIND
〔INFO〕   Sheep Factory の出演時間は、18:50~の予定です。

東京のバンド、TSPさん主催のイベントに参加させていただきます。

当方バンドを除き、レベルの高いバンドばかりが集まるイベントですが、
出来るバンドが多いイベント特有の独特の場の雰囲気に
飲み込まれないようにしたいところです。

詳細はこちらから

三連休の中日の日曜日ですので、
翌日が休みで、すすきのに飲みに来られた方、
場の雰囲気に飲み込まれたへっぽこおやじギタリストが、
どんな開き直り方をするのかという、人間観察にご興味のある方は、
是非、お気軽に遊びに来てくださいませ。

そのLIVEも近いのに、私は本日出張中。
明日も明後日も出張。

部屋一人 ビール持つ手を じっと見る

皆様、如何お過ごしですか?Akiでございました。


さて、やるやる詐欺と言われても仕方のない、
予告していた案件について、じっくり語っていきましょう。

本日のお話はこちら。
「ピックアップのマウント方式による音の違い」
についてです。

ギターの弦振動を電気信号に変換するパーツ。
それが、「ピックアップ」。
ギターのボディに対してどのようにマウントするかによって、
音が変わるのか変わらないのか。はてさて如何に?

私の見解は
「世間で言われているほどは変わらないけど、やっぱり変わる」
です。

ギターの出音を構成するうちの数パーセントぐらいの
違いであると思いますが、その数パーセントが侮れません。
だからこそ、面白いんですけどね。

では、その内容を語っていきましょう。

まず、そのピックアップマウント方法ですが、色々あるのですが、
代表例を3つ。

1、ピックガードマウント

IMG_2474.jpg

フェンダー社のストラトキャスターに代表される、代表的なマウント方法。

2、エスカッションマウント

IMG_1499.jpg

ギブソン社のレスポールに代表される、これも代表的なマウント方法。

3、ダイレクトマウント

IMG_2468.jpg

Edward Van Halen氏が自身の改造ギターで産声を上げた(はず)、
マウント方法。ボディに直接ピックアップを取り付ける方法。


まず、3、のダイレクトマウントのお話を。

今でも多くの方が
「ダイレクトマウント=音がダイレクトに出る」
という短絡的なイメージを持っているようです。
(実際、その傾向なんですが)
また、このマウント方法を世間に広めたEdward Van Halen氏が
インタービューで、このマウント方式だと、
ピックアップがギターを弾いた際のボディの振動も直接拾うので、
弦振動がダイレクトに出て、音がタイトになると言ったとか言わなかったとか。

このような発言もあってか、そういうイメージが定着したそうですが、
はっきり言いましょう。音はともかく、
ピックアップはボディの振動は一切拾いません。

エレキギターのピックアップはあくまでも金属性の弦の振動を
電気信号に変えるパーツであって、その他の振動に対しては、
一切音に変換しません。

エレキギターに非金属であるガットギターのナイロン弦を張って、
ガンガン弾いて、ボディがいかに振動しようとも、音は出ません。

では、何故に音が変わるのか。

アコースティックギターは、弦振動をボディで共鳴させ、
音を増幅させて音が出る仕組みになってますので、
弦振動に連動してボディが効率よく振動する
(ボディが鳴る、鳴るギターと言いますが)
ほうが、音も大きくなりますし、
一般的には良いギターとされる傾向にあります。

では、ボディ振動を直接音に変換しないエレキギターも、
弦を弾いたら、勿論ボディもネックも、
アコースティックギターほどではないにしろ振動します。
この振動が、実は間接的に弦振動に影響を与えて、
その弦振動をピックアップが拾い、音に変換されるのです。

弦を弾く
→弦が振動する(一次振動)
→弦の振動がボディやネックを振動させる
→その振動が弦に伝わり、副次的な振動を弦に与える(二次振動)
→その一次、二次が合わさった振動をピックアップが拾い音に変換。

この二次振動が大きければ大きいほど、様々な要素の振動が弦に
伝わり、複雑な音になる。
(倍音成分であるとか、振動の周波数等、細かいことを言えば
キリが無い話ではありますが)
非常に簡単ですが、こういう仕組みであると。

では、その副次的な振動が多い「良く鳴るギター」が良いかというと、
決してイコールではないのが、この世界の面白いところ。


ここで、ちょっと視点を変えてみましょう。
想像してみて下さい。

約70cmほど離れた2つの支点の間に一本の弦が張られている。
その支点の土台が、
1、重く固い木材
2、重く柔らかい木材
3、軽く固い木材
4、軽く柔らかい木材
5、発砲スチロール

弦を弾いた時(一次振動)、1~5まですべて同じ振動をしないというのは
なんとなく、感覚でわかりますよね。
1、一次振動が強く、土台が重くあまり振動しないので、弦そのものの響きが強調。
2、一次振動は強めだが、土台が柔らかいと振動を吸収してしまい、
  振動がすぐに弱弱しくなってしまう傾向にある。
  (サスティンが無い)
3、二次振動が大きくなる傾向にある。固い木材で、振動を吸収しにくいので、
  弦振動が長くなる傾向に(サスティンがある、長い)
4、二次振動は大きいが、振動が土台の柔らかさで吸収され、全体的に
  弱弱しい響き。
5、弦振動を発砲スチロールが吸収してしまい、まともな音は出ない。

また、二次振動が音にどのような影響を与えるのか。

これも非常に簡単に言い切ってしまいますが、
二次振動が多ければ多いほど、音が高音寄り、
(正確には中音より上のハイミッドと言われる部分)、
で柔らかい音になる傾向に。

逆に二次振動が少ないと弦振動そのものの響きが強調され、
すっきりとした音で若干低音寄りの固めの音になる傾向に。


実はこの弦振動の土台に関するロジックが、
ピックアップのマウント方法や、後述する、
サスティンブロック変更による音の違いに大きく影響します。


「ダイレクトマウントの音=音がダイレクトに出る」
と言うのは、弦の振動がピュアに出ているということ
=二次振動が少ないサウンド。
土台が重いことが第一条件でありますが、
ここまで言えば、なんとなく私の言いたいことがわかりましたか?

ピックアップを直接ギターのボディにマウントすることにより、
弦振動に対する二次振動の対象であるボディの重量が単純に
重くなるので、二次振動が少なくなる傾向にある。
ピックアップそのものも結構な重さになるので、
この影響は顕著である。実はこれが一番の理由なんですね。

では、1のピックガードマウント方法や2のエスカッションマウントは
どうなるのか?
両者のマウント方法に共通するのは、ボディに直接ではなく、
スプリング等を介して、ボディとは別のパーツに吊り下げられて
マウントされているという点。
その構造上、二次振動のボディ振動に関する重量の部分については、
直接影響を受けず、そこからさらに遅れて振動します。
(三次振動とでも言っておきましょうか)
ですので、さらに違う副次的な振動が弦に加わるわけです。

ですので、音の傾向は、二次振動成分が多い音=ハイミッド寄りの、
柔らか目の音になっていきます。
ちなみに、エスカッションマウントよりも、ピックガードマウントのほうが、
その傾向は強いようです。


様々な文献や、自身の経験を元に、非常にざっくりと説明しましたが、
ピックアップマウント方式によるギターの音の違いというのは、
結局は弦振動をささえる土台(ギター本体)の重さと、
マウント方法によるピックアップそのものの副次的な振動がどれだけ
弦振動に影響を与えるか、基本はこれです。

勘違いしてほしくないのは、決してピックアップそのものが
振動そのものを拾わないということですので
非常によくボディが鳴るギター=良いギターとならないのも
なんとなくご理解いただけるかと思います。

逆に鳴りすぎる(振動しすぎる)ギターは
弦に余計な振動を与えることにより、
サウンドがぼやけてしまうケースが発生します。

そこで、世の中には、この余計な振動(二次振動)を抑える為のグッズがあります。

ヘッドに重りを取り付け、ネックの二次振動を抑制する
Fender Fat Finger

fender_fatfingerguitar[1]

詳しくはこちら

自らが振動をし、振動で振動を抑制するアイテム
Swing Chip

swing chip

詳しくはこちら

両者ともに利用したことはありますが、効果はそれなりにあります。
ここまで、私の薀蓄を読んでいただいたのであれば、
どの様な効果、音の変化があるかは、なんとなく想像はできますよね。


さて、ピックアップのマウント方法による音の違いについてのお話でしたが、
私の見解、ご理解いただけましたでしょうか?


今回のお話をした内容より、ピックアップマウントの方法の違い以外にも
ギター本体や、振動に関わるパーツの重さや、素材の固さ等が、
エレキギターの音に影響するという理由をご理解いただいた上で
次回、ようやく例のサスティンブロックの交換の話につながるわけです。

このパーツも素材や大きさによる、重量や固さにより、弦振動が変化しますので、
音に影響を与えるわけですね。


今回、この記事を作成するきっかけを下さった、
Fujico overdriveのリーダさんのコメントですが、

ストラトタイプのギターって、僕はイナーシャブロックとネックで音が決まると思っているのですが、
Fenderのストラトに様にピックアップを「ピックガードから吊り下げる」では無く、
「ボディにマウントする」では音が違いそうで興味津々です。


(イナーシャブロック=サスティンブロックのことです)

このイナーシャブロックとネックで音が決まるというのは、
核心を突いているコメントだと思ったんですよ。

散々、重量と二次振動の話をしましたが、
二次振動における一番の影響力を持つ部位が、、
弦と密接に繋がっている(接している)ネック部とブリッジ部分なので、
こちらの作りや素材によって。非常に大きく出音に影響するわけです。

ネックの太さや材質が音に大きく影響すると言われるのも、先述した、
土台のロジックに当てはめていくと、理解できると思います。



まだまだ色々お話したいところですが、
長くなりましたので、本日はここまで。

次回は、サスティンブロックの話か、ライブの報告でしょうか。

では、次回を待て!

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