日々是弦氣 〜面白マニアック ギター探求〜 シールドの考察と比較 (その3)
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2014-06-03

シールドの考察と比較 (その3)

ちょっと間が空きました。
週末だからといって、決して遊び呆けていた訳でもなく、
ましてや、ただ、飲んだくれていた訳でもありません。

バンドの新曲の作曲に完全に煮詰まり、
また、ギターパートのよいフレーズを思いつくも、
それを弾くのに四苦八苦し、身心共に疲労したので、
癒しの為に、しっかり飲んだくれておりました。

前置きが長い!と、家人やバンドメンバーから指摘が入った、
Akiです。皆様、如何お過ごしでしょうか?

いやいや本文も長いんですがね~・・・

さて、先日、その歌い手の家人と共に、島村楽器パルコ店へ、
マイクの購入の為にいざ。
マイク導入までの経緯や、目的は家人のブログに記載している為、
割愛しますが、購入にあたり、色々なマイクをアンプに通し、
試したのですが、いやはや、マイクもメーカーや種類によって、
音って全然違うのね、と、貴重な経験をさせていただきました。

勿論、音が違うというのは知ってはいましたけど、
実際、現物で試す機会って、ボーカルや歌い手以外、殆どない筈。
ましてや、歌が下手故、ギターを弾いている私にしてみれば尚更。

レンジの広さや、高音の聞こえ方、中音の出方などの違いが、
今お話ししている、シールドと相通ずる部分もあり、非常に興味深い。
マイクの世界もなかなか深いですね。


では、うまく話が繋がったところで、さくさくとシールドの話にいきますか。

まずはこちら。

IMG_2236.jpg

KAMINARI GUITARS
Acoustic Cable
Plug : NEUTRIK

メーカーHP

こちらのメーカーは、非常に面白いメーカーでして、
ギター本体やパーツも販売しており、どれもこれもしっかりとした
拘りが詰まっているものばかり。
そして、シールドも、今回紹介する、アコースティック用をはじめ、
ウクレレ用、ステレオ出力用など、他メーカーにはないラインナップで、
独特の存在感を放っております。

で、このAcoustic Cable、残念ながら、名前で損しちゃっています。
メーカーも、アコースティックギター専用と謳っているものだから、
「俺、普通のエレキギターしか弾かねーよ!」
という方は、まずスルーされるかと。

確かに、アコースティック専用と謳っているケーブルはほぼ皆無ですので、
競合同業他社との差別化を図る為の販売戦略だと思うのですが、
こちら、普通にエレキギターやベースギターで弾いても、
物凄く良いケーブルです。

クリーントーンは言わずもかな、ハードに歪ませたサウンドもばっちり。
特にボリュームを絞ったカッティングサウンドは秀逸です。
ギター側のボリュームを落としてもしっかりと芯が残ります。
その理由は中音域にピークを持つこのシールドの特性からだと思います。

この中音域にピークを持ってくるその音域と度合が、
ギターやベースの一番らしい音域をしっかりと確信犯的に出してくれるので、
演奏をしていて、自身の音がよく聞こえ、非常に気持ちがいいと。
また、レンジも十分に広く、7弦ギターの低音域や、ベースギターの音域も
十分にカバーしてくれます。
ANALYSIS PLUS PRO OVAL STUDIOのワイドレンジ感を3割ほど、
上下ばさっと切り取り、そこから更に中央にぎゅっと音の密度を寄せた音
といったところでしょうか。
この価格帯では、おそらく一番、7弦ギターの低音域を出力してくれる
シールドだと思います。
エレキギターにも積極的に利用してほしいシールドだと思います。

私は、シングルコイルのストラトキャスターやテレキャスターで、
スッキリ、カッキンとした音の中にもブリっとしたふくよかさが欲しい時に、
このシールドをよく利用します。
また、7弦ギターでも、スタジオのアンプがちょっとへたり気味だったり、
高音が矢鱈シャリシャリ言う時は、こちらのシールドを利用します。

逆に、組み合わせる機材によっては、この中音域がうっとおしく感じてしまう
ことがあるのが、欠点といえば欠点でしょうか。

では、次にいきましょう。

IMG_2235.jpg

Live Line
PURE CRAFT STUDIO SERIES
Plug : SWITCHCRAFT (ANTIQUE)

メーカーHP

こちら、7弦ギターを利用するまでは、メインで利用しておりました。
ANALYSIS PLUS社を知る前ですから約8年くらいまでですね。
こちらも好きなシールドです。
今でもエフェクター同士を繋げる、
パッチケーブル(20~50㎝くらいの短いシールド)でよく利用します。
最近では、プラグを自社オリジナルに変更したようですが、
基本コンセプトは何も変わっておらず、息が長い商品です。

まず、見た目が非常にかっこいいと。軍事色でワイルド。
ギターではなく、ライフルに絡めたら似合いそうなその佇まい。
その風貌から、音も攻撃的かと思ったら、これが意外と素直な音。
余計な色付けをしないで、そのまんま出すぜ!という心意気を
感じられるシールドです。

7弦ギターを利用するようになり、7弦の音の出方に不満を持ち、
アナリシスプラス社のシールドへと変更しましたが、
今回、久々に弾いてみたところ、なかなかどうして良いシールドです。
7弦の音も、ギターのセッティングや弾き方で変わるものです。
要は、昔の自分が未熟者だったということですね。

音質はKAMINARI GUITARS Acoustic Cableの中音域の太さをとった
すっきりとした全体的にうっすらと太い音といった感じでしょうか。

レンジの広さは、勿論アナリシスプラス社製には敵わないまでも、
通常の6弦のギターであれば、問題ないレベルだと思いますし、
そもそも価格があまりにも違いすぎます。

この価格帯で、基本音域特性がフラットで、しっかりとした音が出せる
シールドはなかなかないと思います。

また、このシールドは長さによる劣化がちょっと多めに感じられるので、
3m~5mくらい迄が丁度良いかと。
ということは、更に短くなるパッチケーブルは、更に良いと。

レンジが狭くなる感じは、シールドの長さからくる傾向が強い為、
このシールドは短ければ短いほど、音が良いんです。
未だにパッチケーブルで利用するのはこの理由からです。

ギターの弦の芯をしっかりと感じられる音なので、歪みサウンドも良いですが、
クリーンやクランチサウンドで本領を発揮しそうなシールドだと思います。

予算は厳しいが、オールマイティーに使える良いシールドという点では、
私はこちらをお薦めします。

不思議とあまり利用しているプレイヤーを見たことがないんですよね。


では、本日最後。

IMG_2234.jpg

OYAIDE
G-SPOT CABLE for Guitar
Plug : Original

メーカーHP

電源ケーブルをはじめとする、オーディオ機器で有名な
オヤイデ電気のギターシールドです。
まず、見た目が良い。「エロい!」ただただこの一言に尽きます。
紫色のシールドのさわった感触は、小学校の時に使った、ビニール縄跳びそのもの。
2重跳びに失敗して脛をバチンとやった、あの懐かしい記憶が・・
といった、ちょっとノスタルジックに浸れる、独特な質感と色合いです。

G-SPOTのGはGuitarのGだそうです。あきらかに狙っているとは思いますが。

さて、音ですが、これはKAMINARI GUITARS Acoustic Cable
の音の傾向に非常に似ています。中音域にピークがある感じが特に。
しかし、 Acoustic Cableほどではなく、ほんの気持ち、
中音域に音に艶と太さが加わっているかなという程度。
レンジはちょっと狭め。完全にターゲットはギターです。
ベースには合わないでしょうね。

ギターボーカルが、クランチサウンドでカッティングをしながら歌う際、
自分が何を弾いているか解る程度に中音域が強調され、
それ以外は、他のパートの音を邪魔しないように、
余計なレンジ(低音や高音)を出さない。そんな利用方法だと、
ばっちり決まりそうなシールドだと思います。

9mm Parabellum Bulletのギターボーカルさんがこのシールドを利用して
いるようですが、なんとなく頷けます。

あとは、程よいレンジの狭さと中音域が膨らんでくれるので、ギターソロを
録音する際、音作りに煮詰まり気分転換でこのシールドにすると、なかなか
よい雰囲気が出て、不思議とすんなり決まることもあります。

アイデア次第で色々使える、独特ですが面白いシールドです。

シールド自体が物凄く柔らかいので、LIVEで激しいアクションを
したいという方にもいいと思います。色も目立ちますしね。


ということで、今回は3つのシールドを紹介しました。

個人的には、ちょいとマニアックな選択だと思うのですが。
楽しんでもらえましたか?

それでは、次回はシールド紹介最終回と総括です。
お楽しみに。

シールドが終わったら、次は何の話しましょうかね。

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コメント

相変わらず

長い!

読むの大変ヽ(´▽`)/

ま、個人的に、興味深く拝見しておりますが…。

今回だけでも、ブログ3回分…いや、4回分に相当すると思います
(;^_^A

さておき、オレはモンスターとプロヴィデンスを使ってるけど、モンスターなんて、ある意味エフェクターぢゃないかと思う(笑)。

その点、カミナリは良かったな~。

…って、オレもコメント長いか(爆)。

Re: 相変わらず

喋る事が在るうちが華と申しましょうか、
心情が俄かに浮ついている時分に、
御伝へしたい想ひを、力の限り、電文に認めている限りで御座います。

其の内、吃驚する程、淡白になるかもしれぬ故、
現在の浮ついた我が状況を、何卒、寛大な御心で、
慮り、暖かく見守って下さいます様、
何卒、切にお願い申し上げます。
(今、と在る楽曲の影響故、思考が完全に和で御座います。御容赦下さい)


> 長い!
>
> 読むの大変ヽ(´▽`)/
>
> ま、個人的に、興味深く拝見しておりますが…。
>
> 今回だけでも、ブログ3回分…いや、4回分に相当すると思います
> (;^_^A
>
> さておき、オレはモンスターとプロヴィデンスを使ってるけど、モンスターなんて、ある意味エフェクターぢゃないかと思う(笑)。
>
> その点、カミナリは良かったな~。
>
> …って、オレもコメント長いか(爆)。

分かりはべりき

思ふが儘に記したまへ(笑)。

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